MAGIC title
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The MAGIC telescopes during daytime.
MAGIC stereoscopic observation.
The MAGIC-II telescope. This second telescope commissioned in 2009 is an advanced clone of the first telescope.
New MAGIC-I camera, installed in 2012 autumn, almost identical to the MAGIC-II camera.
A view inside the new MAGIC-I camera. The camera has 1039 channels, each of them is connected to the readout system via an optical fiber.
La Palma and a road to MAGIC...

巨大ブラックホールを持つ活動銀河核、宇宙ジェット、超新星残骸、中性子星などの天体からの高エネルギーガンマ線を観測し、宇宙の高エネルギー現象を解明することを目指しています。

News

2018-07-20[記者会見] 史上初、宇宙ニュートリノとγ線によるニュートリノ放射源天体の同定に成功

下記7/13に発表された、「史上初、宇宙ニュートリノとγ線によるニュートリノ放射源天体の同定に成功」について、極めて重要な発見であるため、文部科学省にて、記者会見が開かれました。記者会見は、Youtubeで御覧になれます。

2018-07-13[プレスリリース] 史上初、宇宙ニュートリノとγ線によるニュートリノ放射源天体の同定に成功

2017年9月22日に、南極に建設されたニュートリノ観測所IceCubeで、約290 TeV(1兆電子ボルト)のエネルギーを持つ高エネルギーニュートリノ(170922A)が検出され、 ニュートリノ到来方向誤差領域内にあるブレーザー(活動銀河核の一種:巨大ブラックホールと相対論的ジェットを持つ天体で、ジェットと視線方向の角度が小さい)TXS 0506+056(距離約40億光年)のガンマ線増光がFermi衛星LAT検出器で観測されました。 さらに電波、可視光・赤外線、X線から超高エネルギーガンマ線までの多波長追跡観測が行われ、MAGIC望遠鏡により、この天体からの超高エネルギーガンマ線放射が初めて検出され、400 GeV以上までのびていることが分かりました。 これらの結果は、ブレーザー(活動銀河核)が高エネルギーニュートリノ源の一つであること、ニュートリノの発生を引き起こす親粒子(陽子)が高いエネルギーまで加速されていることを示唆し、 100年来の謎である宇宙線起源の解明に大きく貢献しました。また、マルチメッセンジャー天文学における極めて重要な観測となりました。 これらの観測結果をまとめた論文は、Science誌7月13日号に、 IceCube, Fermi-LAT, MAGIC, AGILE, ASAS-SN, HAWC, H.E.S.S, INTEGRAL, Kanata(広島大学), Kiso(東京大学), Kapteyn, Liverpool telescope, Subaru(国立天文台), Swift/NuSTAR, VERITAS, VLA/17B-403チームの共著により発表されました。
研究紹介ビデオ(英語)はこちら(Youtubeへジャンプ)
千葉大学プレスリリースはこちら(PDF)
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2017-12-15活動銀河核TON599から超高エネルギーガンマ線放射を初めて検出

2017年10-11月、Fermi衛星LATで活動銀河核TON599からのγ線増光が検出されました(ATel)。MAGICは、この天体を12月15日に追観測し、超高エネルギーγ線放射を10σの有為度で検出しました。観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。この天体は超高エネルギーγ線で見える天体の中で三番目に遠い天体です。ATel

2017-10-04ニュートリノ事象IceCube-170922Aの到来方向から超高エネルギーガンマ線放射を初めて検出

2017年9月22日に、ニュートリノ観測所IceCubeで事象(170922A)が観測され、Fermi衛星LATは、ニュートリノ到来方向誤差領域中心から6分角離れたブレーザーTXS 0506+056からのγ線増光を検出しました。MAGICは、この天体を9月28日から10月3日まで観測し、100GeV以上の超高エネルギーガンマ線放射を5σの有意度で検出しました。これは、ニュートリノ到来方向から超高エネルギーガンマ線放射が検出された初めての事象です。観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2017-10-03パルサー/Be星連星系PSR J2032+4127/MT91 213からの超高エネルギーガンマ線放射の増光を検出

PSR J2032+4127/MT91 213は、パルサー/Be星連星系であり、その軌道周期は40-50年で、近星点は2017年11月頃と予測されています。MAGICとVERITASは、この連星系からの超高エネルギーガンマ線放射の増光(今年7-8月に比べて2倍)を検出しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2017-02-23活動銀河核 1ES 1741+196からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICは、低光度BL Lac天体1ES 1741+196(赤方偏移0.084)からの超高エネルギーガンマ線放射を発見しました。電波、可視光、X線、γ線(Fermi衛星LAT)観測と合せた多波長スペクトルの解析から、シンクロトロン自己逆コンプトン放射モデルで説明できることが分かりました。この結果は、Monthly Notices of the Royal Astronomical Society誌に発表されました。

2016-10-30電波銀河 NGC 1275からの超高エネルギーガンマ線の増光を検出

MAGICは、ペルセウス銀河団中にあるFR-I型電波銀河NGC 1275(赤方偏移0.018)からの超高エネルギーガンマ線の増光(前回の報告時の約5倍)を検出しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2016-10-01活動銀河核 1ES 2037+521からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICはBL Lac天体1ES 2037+521(赤方偏移0.053)からの超高エネルギーガンマ線放射を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2016-08-04IceCubeニュートリノ事象160731Aのフォローアップ観測

MAGICは、IceCube実験で検出されたニュートリノ事象160731Aのフォローアップ観測を行いましたが、有為なγ線信号は検出されませんでした。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2016-07-25活動銀河核 OT 081(PKS 1749+096, 4C +09.57)からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICはブレーザー天体OT 081(赤方偏移0.322)からの超高エネルギーガンマ線放射を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2016-02-16暗黒物質の対消滅断面積に対する上限値を発表

MAGIC望遠鏡とFermi衛星LAT検出器を用いた矮小銀河の観測から、暗黒物質の対消滅断面積に対する上限値を発表しました。MAGICやFermi-LATでこれまで発表された上限値よりも約2倍強い制限となりました。この結果は、Journal of Cosmology and Astroparticle Physics誌に発表されました。

2016-01-11かにパルサーからのTeVパルスを発見

MAGICは、かにパルサーからのパルス放射が1.5 TeVまで続いていることを発見しました。この結果は、中性子星の光円柱の領域で、低いエネルギーの光子が、極めて高いエネルギー(ローレンツ因子500万以上)の電子によって、逆コンプトンされ、γ線パルスが発生していることを強く示唆しています。 Astronomy & Astrophysics誌に発表されました。

2015-12-16[プレスリリース]ガンマ線で輝く最遠方の超巨大ブラックホールを発見

MAGICは、最遠方の活動銀河核 PKS1441+25からの高エネルギーガンマ線放射を発見しました。PKS1441+25 は75億光年遠方にある活動銀河核(超巨大ブラックホール)であり、今まで観測された高エネルギーガンマ線天体としては最も遠いものです。この最遠方の天体から放出されるガンマ線が地球にまで到来するまでに吸収される量を高い精度で測定することができ、宇宙を満たす可視赤外背景放射のエネルギー密度を測定することができました。ハッブル望遠鏡による深宇宙での銀河密度サーベイ、および従来の星・銀河などの構造形成理論モデルから推定される可視赤外背景放射のエネルギー密度から大きくずれていないことがわかりました。 東京大学宇宙線研究所プレスリリース

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