MAGIC title
MAGIC title
The MAGIC telescopes during daytime.
MAGIC stereoscopic observation.
The MAGIC-II telescope. This second telescope commissioned in 2009 is an advanced clone of the first telescope.
New MAGIC-I camera, installed in 2012 autumn, almost identical to the MAGIC-II camera.
A view inside the new MAGIC-I camera. The camera has 1039 channels, each of them is connected to the readout system via an optical fiber.
La Palma and a road to MAGIC...

巨大ブラックホールを持つ活動銀河核、宇宙ジェット、超新星残骸、中性子星などの天体からの高エネルギーガンマ線を観測し、宇宙の高エネルギー現象を解明することを目指しています。

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2016-10-30電波銀河 NGC 1275からの超高エネルギーガンマ線の増光を検出

MAGICは、ペルセウス銀河団中にあるFR-I型電波銀河NGC 1275(赤方偏移0.018)からの超高エネルギーガンマ線の増光(前回の報告時の約5倍)を検出しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2016-10-01活動銀河核 1ES 2037+521からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICはBL Lac天体1ES 2037+521(赤方偏移0.053)からの超高エネルギーガンマ線放射を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2016-08-04IceCubeニュートリノ事象160731Aのフォローアップ観測

MAGICは、IceCube実験で検出されたニュートリノ事象160731Aのフォローアップ観測を行いましたが、有為なγ線信号は検出されませんでした。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2016-07-25活動銀河核 OT 081(PKS 1749+096, 4C +09.57)からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICはブレーザー天体OT 081(赤方偏移0.322)からの超高エネルギーガンマ線放射を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2016-02-16暗黒物質の対消滅断面積に対する上限値を発表

MAGIC望遠鏡とFermi衛星LAT検出器を用いた矮小銀河の観測から、暗黒物質の対消滅断面積に対する上限値を発表しました。MAGICやFermi-LATでこれまで発表された上限値よりも約2倍強い制限となりました。この結果は、Journal of Cosmology and Astroparticle Physics誌に発表されました。

2016-01-11かにパルサーからのTeVパルスを発見

MAGICは、かにパルサーからのパルス放射が1.5 TeVまで続いていることを発見しました。この結果は、中性子星の光円柱の領域で、低いエネルギーの光子が、極めて高いエネルギー(ローレンツ因子500万以上)の電子によって、逆コンプトンされ、γ線パルスが発生していることを強く示唆しています。 Astronomy & Astrophysics誌に発表されました。

2015-12-16[プレスリリース]ガンマ線で輝く最遠方の超巨大ブラックホールを発見

MAGICは、最遠方の活動銀河核 PKS1441+25からの高エネルギーガンマ線放射を発見しました。PKS1441+25 は75億光年遠方にある活動銀河核(超巨大ブラックホール)であり、今まで観測された高エネルギーガンマ線天体としては最も遠いものです。この最遠方の天体から放出されるガンマ線が地球にまで到来するまでに吸収される量を高い精度で測定することができ、宇宙を満たす可視赤外背景放射のエネルギー密度を測定することができました。ハッブル望遠鏡による深宇宙での銀河密度サーベイ、および従来の星・銀河などの構造形成理論モデルから推定される可視赤外背景放射のエネルギー密度から大きくずれていないことがわかりました。 東京大学宇宙線研究所プレスリリース

2015-07-26活動銀河核 S2 0109+22からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICはBL Lac天体S2 0109+22(赤方偏移0.265)からの超高エネルギーガンマ線放射を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2015-05-20PKS 1510-089からの超高エネルギーガンマ線の増光を検出

MAGICはFSRQ天体PKS 1510-089(赤方偏移0.36)からの超高エネルギーガンマ線の増光を検出しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2015-04-20PKS 1441+25からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICはFSRQ天体PKS 1441+25(赤方偏移0.939)からの超高エネルギーガンマ線信号を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2015-02-15S4 0954+65からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICはFSRQ天体S4 0954+65(赤方偏移0.368)からの超高エネルギーガンマ線信号を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2015-01-27S5 0716+714からの超高エネルギーガンマ線放射を検出

MAGICはBlazar天体S5 0716+714(赤方偏移~0.31)からの超高エネルギーガンマ線信号を検出しました。\ この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2014-11-10[プレスリリース]超巨大ブラックホールが放つ稲妻。電波銀河IC310から激しく短時間変動する高エネルギーガンマ線放射を検出。

ペルセウス銀河団にある電波銀河IC310の中心に位置する超巨大ブラックホールから、激しく時間変動する超高エネルギーガンマ線放射を検出しました。ブラックホールのサイズよりも、はるかに短い変動であり、今まで知られている、ジェット中のガンマ線放射モデルでは説明できず、高速度で回転するブラックホールの極冠付近で発生した強電場で、激しい粒子加速とガンマ線放射が起きているという新たなモデルが必要とされます。詳細

2014-09-12MAGIC J2001+439からの超高エネルギーガンマ線放射の発見と赤方偏移の決定

未知赤方偏移天体 MAGIC J2001+439 から初めて超高エネルギーガンマ線シグナルを検出することに成功し、その超高エネルギーガンマ線スぺクトルから赤方偏移を決定することに成功しました。 詳細

2014-07-28S3 0218+357からの超高エネルギーガンマ線放射の発見

MAGICは重力レンズブレーザー天体S3 0218+357(赤方偏移0.94)からの超高エネルギーガンマ線信号を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2014-04-11RX J1136.5+6737からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICはBL Lac天体RX J1136.5+6737(赤方偏移0.13)からの超高エネルギーガンマ線信号を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2014-01-15RBS 0723からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MAGICはBL Lac天体RBS 0723(赤方偏移0.20)からの超高エネルギーガンマ線信号を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2013-05-22H 1722+122からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

MS 1221.8+2452に続き、同月、MAGICはブレーザー天体H 1722+122からの超高エネルギーガンマ線信号を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2013-05-02MS 1221.8+2452からの超高エネルギーガンマ線放射の発見

MAGICは2013年5月に行われた観測において、遠方ブレーザー天体MS 1221.8+2452の超高エネルギーガンマ線放射を発見しました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2013-04-13Mrk 421のかつて無い規模の超高エネルギーガンマ線フレア

2013年4月、MAGIC望遠鏡によりブレーザー天体Mrk 421の非常に大規模な超高エネルギーガンマ線フレア現象が観測されました。この観測結果は速報としてAstronomer's Telegramへ報告されました。ATel

2013-02-271ES 1727+502からの超高エネルギーガンマ線放射を発見

2011年に行われたMAGIC望遠鏡のステレオ観測により、ブレーザー天体1ES 1727+502からの超高エネルギーガンマ線信号が発見されました。この結果をまとめた論文がAstronomy & Astrophysics journalへ投稿されました。Arxiv

2012年10月MAGIC望遠鏡アップグレード完了

MAGIC望遠鏡のアップグレード作業が完了し、記念セレモニーが行われました。